Movable Type と MySQL
続いて、大物 Movable Type にかかります。
単に移動するだけなら、コピーするだけなのですが、今回は、この機会に Version 4 への変更と、DB の MySQL への変更も行ってしまうことにします。
まず、第一段階として、今のバージョンのまま新環境にコピーします。
静的なコンテンツと生成されたコンテンツは、Apache の作業のときにコピーが済んでいるので、残りはプログラム本体とデータベースになります。
コピーができたら、とりあえず mt-check.cgi を起動してみます・・・
一応、OK ですが、いくつかオプションの Perl モジュールが入っていないようです。
この際なので入れておくことにします。
手順としては、まず、apt-cache search で Debian のパッケージを探し、みつかれば apt-get で、無い場合は、下記の要領で CPAN からインストールします。
# perl -MCPAN -e shell CPAN> install モジュール
・・・CPAN からのインストールは、コンパイルしてテストもするので、結構時間がかかります。
が、インストール自体は問題なく終わったので、再度 mt-check.cgi で認識されたことを確認してから、mt.cgi にアクセスしてログインします。
・・・OK。
DB から読んで出しているところも特に問題ないようです。
続いて、公式ページの手順を見なが DB を MySQL に変更していきます。
まずは、apt-get で、MySQL をインストールし、そのあと root ユーザにパスワードを設定します。
# apt-get install mysql-server # mysqladmin -uroot password XXXXXXX
続いて MySQL に Movable Type 用のデータベースとユーザを作成します。
% mysqladmin -uroot -pXXXXXXX create mt % mysql -uroot -pXXXXXXX mysql> grant select,insert,update,delete,create,index,alter on mt.* to mtuser@localhost id entified by 'XXXX';
MySQL に作成したユーザ情報を mt-config.cgi に設定します。
ObjectDriver DBI::mysql Database mt DBUser mtuser DBPassword XXXX
これで準備完了なので、ブラウザから mt-db2sql.cgi を実行して、コンバートを実行します・・・
・・・OK。問題なく終わったようです。
・・・mt.cgi で管理用画面にアクセスします。
・・・特に問題はないようです。まぁデータの置き場所が変わっただけなので、うまくいってしまえば、なにも変わらないのは当然なのですが、本当に MySQL の方を見ているのかが若干不安になったので、念のため mt-config.cgi から、Berekely DB の時の設定をコメントアウトしてみます・・・大丈夫なようです。
次回は、Movable Type のバージョンアップにとりかかることにします。
「Movable Type」の新着
- MT4 のテンプレートをカスタマイズ [ 2007年11月 3日]
- MT4 のスタイルをカスタマイズ [ 2007年10月13日]
- 勢いで上げる MT4 [ 2007年10月 8日]
- Movable Type と MySQL [ 2007年10月 4日]
- スパムと闘う・TB編 [ 2006年4月30日]
- MT3.2-ja-2 MTDate utcバグってますね [ 2006年3月31日]
- Google Sitemapsに登録 [ 2006年3月17日]
- ブログの動線をスムーズに [ 2006年2月28日]
- アーカイブ画面を検索結果風にカスタム [ 2006年2月12日]
- アーカイブ系画面にもメニューを表示 [ 2006年2月 6日]
- MT4iインストール [ 2006年2月 1日]
- オープン前夜 [ 2006年1月29日]
- 探検 MovableType [ 2006年1月26日]
- MovableTypeにとりかかる [ 2006年1月24日]
最近のコメント
森小路による
このブログのアクセス状況は...へのコメント
RxOrcaによる
このブログのアクセス状況は...へのコメント
森小路による
XUL Window初表示へのコメント
最近のコメントを表示...