職場なもんで CentOS

カテゴリ: Linux設定・活用
|

リース期間の満了により職場で使用している PC のリプレースすることになり、新しいマシンは、ちょっと贅沢に DELL の OptiPlex 740 を、Athlon(TM) 64 X2 5600+, メモリ 4GB, HDD 250GB x2 の構成で決裁をもらい発注しました。
OS は、自分で Linux を入れるので、OS なしモデルで、その代わり VMWare Workstation と、パッケージ版の Windows Vista を購入します。

入れる Linux は、今は、新技術調査とか環境整備といった業務が多いので、自分の環境で実験できるように、実際の案件で採用することの多い RedHat Linux の clone である CentOS にします。ただし、バージョンは最新の 5 で 64bit 版を選択します。

その CentOS ですが、タイミングよく PC の到着とほぼ同じときに 5.1 がリリースされたので、自宅の OpenBlockS で rtorrent を仕込んで速攻でダウンロードし、 DVD に焼いてから職場に持ち込みました。

設置したばかりの真新しい PC の電源入れて、DVD をセットします...

ん? なんか OS が見つからないといわれます。
どうやら、OS なしモデルでも、BIOS は、とりあえず HDD ブート専用で設定されているようです。ブート直後にキーを押してメニューに入り、 DVD を指定して起動します。

今度は CentOS のロゴが表示され、OS がロードされていきます。
念のためメディアチェックを実行してから、インストール作業にかかることにします。

まずは、HDD のパーティションを決めます。

今回、ディスクが 2 台あるので、RAID を構成します。戦略は、基本はミラーリング (RAID 1) で、ワーク用に一部をストライピング (RAID 0) に、スワップ領域は RAID 不用なので、同じ位置にそれぞれ確保することにします。

16GB を / に、96GB を VMWare の仮想ディスク置き場として /vmdisk に、72GB を /home に、48GB x 2 をストライピングして /work に割り当てます。

Disk /dev/sda: 250.0 GB, 250000000000 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 30394 cylinders
Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 bytes
 
デバイス Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/sda1   *           1        2089    16779861   fd  Linux raid 自動検出
/dev/sda2            2090        2220     1052257+  82  Linux swap / Solaris
/dev/sda3            2221       14752   100663290   fd  Linux raid 自動検出
/dev/sda4           14753       30394   125644365    5  拡張領域
/dev/sda5           14753       21018    50331613+  fd  Linux raid 自動検出
/dev/sda6           21019       30394    75312688+  fd  Linux raid 自動検出
 
Disk /dev/sdb: 250.0 GB, 250000000000 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 30394 cylinders
Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 bytes
 
デバイス Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/sdb1   *           1        2089    16779861   fd  Linux raid 自動検出
/dev/sdb2            2090        2220     1052257+  82  Linux swap / Solaris
/dev/sdb3            2221       14752   100663290   fd  Linux raid 自動検出
/dev/sdb4           14753       30394   125644365    5  拡張領域
/dev/sdb5           14753       21018    50331613+  fd  Linux raid 自動検出
/dev/sdb6           21019       30394    75312688+  fd  Linux raid 自動検出

パッケージの選択は、「Desktop - Gnome」「Desktop - KDE」「Server」「Server - GUI」ぐらいを、とりあえず選択しておきます。
# 仮想化は VMWare を入れるのでスルーします。

・・・インストールが無事終了してリブートされ、インストール後の設定に入ります。

接続が社内 LAN なのでファイアウオールと SELinux は、サクっと無効にします。

全ての設定が終わり、ログイン画面が表示されました。
とりあえず、インストールは問題なくできたようです。

「Linux設定・活用」の新着

最近のコメント


最近のコメントを表示...
Powered by Movable Type 7.1.1